出張手当は家計簿につける?【わが家の家計簿管理】

「出張手当は家計簿につけていますか?」というご質問を、家計簿診断を依頼された方からいただきました。

わが家でも、確かにどうするか迷ったことだったので、ご参考になればと思い、書いておきます。

出張の多い夫

結婚して、夫婦の財布を一つにしたとき、うちでは「出張旅費は家計簿につけない」というルールにしました。」

出張手当も、宿泊手当も、支出した交通費も、現地での食事代も、家計簿にはつけていません。

当時から現在まで、夫は出張の多い仕事をしています。
多いときは月の半分が泊りがけの出張。少ないときでも月1~2度はあります。

家計簿を完璧に管理して、通帳の残高ともぴったり合わせるつもりなら、出張費も家計簿につけた方がいいですよね。

「出張旅費は家計簿につけない」とした理由

でも、自分が仕事でよく出張していたときのことを考えると、出張先での支出を全部把握するのって、大変そうだという気がしました。

出張中って、飲み物を買う頻度が上がりますよね。
食事のときも、おごったり、おごられたり、ワリカンしたり・・・。
交通費もぴったり実費が出るわけじゃなく、会社の規程によってちょっと多めに出ます。
宿泊費も1泊一律1万円だけど、安い宿をとれたらその分得しちゃったり・・・。

こういったこまごました支出を、「全部レシートとってきて!」とか、「覚えておいてメモをちょうだい」とか、夫に言うのは気の毒な気がしてきました。
それに、出張手当も含めた正確な出張費の支給額は、実際振り込まれるまでよくわかりません。

きっちり管理するメリットよりは、窮屈になるデメリットのほうが大きいかな?と思うようになり、「会社から支給する出張費は、出張時の実費相当だと考えて、家計簿にはつけない」というわが家の独自ルールを作りました。

ただこの先、役職が上がると出先でおごることも増えるでしょうから、「支出が多すぎて出張手当でまかなえなかったら、レシートを持って帰って家計簿につける」ということに決めています。
(今のところ、そうなったことはありませんが。)

「出張先で使い切った」と考えて管理

というわけで、夫は泊りがけの出張のたびに、「ちょっと儲かっている」と言います。
宿泊ありの出張手当は、1泊2日で5000円ぐらいらしいので、これは食事代で消えちゃいますが、ホテル代が一律支給1万円位なので、安宿に泊まると得する様子。

「夫の裏金」みたいになっていますが(笑)、夫もちょっと息抜きの支出ができて、いいんじゃないかなと思っています。

家計簿は正確であるに越したことはないけれど、こうやってちょこちょこ妥協するのも、長続きするコツかなと思います。
ご参考になれば幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です